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きりたんぽの由来

tanpo

  

 そもそも「きりたんぽ」の発祥は、この

大館・北鹿地方で、その昔、炭焼きや秋

田杉の伐ため山籠りした人たちが、

山小屋で残飯やおこげを練ってトリ鍋

に入れたり、味噌を塗って食べたのが始

りと伝えられています。

 また一説には、マタギ(狩人)が食べ残

りのり飯を、獲物の鳥獣の鍋に入れて

食べたとから生まれた料理ともいわれています。

 「きりたんぽ」は大館ではごく普通の家庭料理です。各家庭で、母から

子へと代々受け継がれてきたいわば「おふくろの味」なのです。 また、

客をもてなすために欠かせない料理でもあり、冠婚葬祭の際は、必ず

といっていいほど出されるごちそうです。

 秋も深まり新米の出回る時期になると、新米のきりたんぽと脂の乗っ

た比内地鶏を味わう「たんぽ会」が市内いたるところで頻繁に催され、

街はきりたんぽ一色になります。大館の人々にとってきりたんぽは生活

から切り離せないものなのです。

 このような大館の風土が、昔のままのきりたんぽを現在に至るまで守

り続けてきたのです。